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白髪染めを繰り返していくうちにどうしても根元付近で色が重なり暗くなってしまっているのが気になっている50代の方です。
白髪染めのカラー剤の色素量が多くしっかり染まるようになっています。かといって既染部が暗いところで明るめのカラーを使うとどうしても色落ちが早く感じてしまい、しっかり染めたいと思う時は暗めの色味を使うことが多いです。
そこに重ね塗りをしていくと、徐々に根元付近の既染部は暗めがちになります。
白髪染めのトーンアップでは通常の14レベルやライトナーでは色素が残りやすく、せっかくやった割には物足りなく感じることが多いです。
そういったことも考え、ブリーチ剤を使用し、なるべく色素を抜いて、その後、根元の白髪と中間毛先を染める、ダブルの工程で明るくしていきました。
ブリーチ使用箇所は、アップにすることも結構あるということでネックラインにもハイライトを入れ、後は、耳より上のハーフ部分にフォイルでブリーチしていきました。
トップ辺りは少しラインが出るようなスライスを取り陰影がわかりやすいハイライトになっています。
顔回りも明るくなるよう、多めにハイライトを入れていきました。
ブリーチ後は、新生部にHUEカラー8/N0+9/C0、中間毛先には10VM+10NF+10ORで15分ほど放置タイムを取りました。
シャンプー台では、HUEグロスでトナー処理し、少し落ち着いた色味とオイル感をを足し、ブローだけでもしっとりまとまるようにしました。
久しぶりのブリーチ使用ということで傷みを気にしていましたが、ホームケアでのシャンプートリートメントを変えるだけで、ダメージ進行は抑えられることをお伝えし、復元ホームケア品を使っていただくことになりました。
今後のハイライトの頻度は、ほぼ4か月から6か月に一度入れるくらいで、それまでは根元のリタッチで十分明るさを感じる髪になります。
また、退色部が明るく感じてしまうようでしたら、色味で楽しむだけでなくトップ部分にフォイルでローライトを入れたりと、カラーデザインをしてくと立体感や、動き艶の感じる大人なカラーリングを楽しめると思います。
カールアイロンで巻くことも多いということで、ハイライトが強調されツヤを感じるカールになりエレガントな雰囲気を自然に作ってくれます。
カラーデザインを楽しむ大人なカラー、ぜひご相談ください!